うなぎとごぼうの相性が抜群な柳川風

豪華な食材と言えるうなぎと、素朴な根野菜であるごぼう。一見、何の繋がりも無いようですが、この二つの食材が合わさる事で、栄養価だけではなく美味しさ抜群の料理になります。実際にうなぎの蒲焼きとは異なり、普段の夕飯のおかずにもなる、ご飯が進む美味しい調理法があります。それは、うなぎとごぼうの柳川風です。

柳川風といえば、アサリとネギがお馴染みですが、この調理法でうなぎとごぼうを合わせると、とても美味しい料理になります。作り方は、少しの手間をかけるだけで、誰でも簡単に調理する事が出来ます。ごぼうをささがきにして、酢水にしばらく浸しておきます。これをする事でアクが抜け、泥臭さが軽減されます。

長ネギは斜め切りにし、うなぎの蒲焼きを一口大にカットしておきます。鍋に出汁を入れて火にかけ、酢水に浸しておいたごぼうのささがきを入れます。長ネギも加え、酒、砂糖、みりん、醤油を加えてごぼうが柔らかくなるまで煮ます。程よく煮上がってきたら、カットしたうなぎの蒲焼きを入れて軽く煮ます。うなぎが温まったら、最後に溶き卵でとじ、ふんわりさせたら、三つ葉をちらして出来上がりです。下処理の手間はありますが、基本的には煮るだけなので、誰でも作る事ができます。

栄養が合わさった最強な疲労体力回復料理

柳川風のこの料理は、甘じょっぱいタレがうなぎとごぼうに染み込み、柔らかい卵でとじた事で、ご飯が進む、風味が豊かな美味しいおかずとなります。ご飯に直接かけて丼飯にしても良いですし、単品で、お酒のおつまみにもなるレシピです。

うなぎの栄養素であるビタミン類は視力回復や疲労回復、骨の成長などに効果的であり、うなぎの脂分はDHAやEPAといった、脳や記憶に良い影響を与える栄養素が豊富です。ごぼうには食物繊維が豊富に含まれており、腸の環境改善や、便秘に肌荒れなどの症状を緩和する効果があります。それぞれの栄養素の良いとこ取りで、合わせて調理して摂取する事で、美味しさだけではなく、体にとって良い栄養を取り入れる事が可能となります。

しかも、ご飯に合う料理となれば、作らないのは勿体ありません。ごぼうを柔らかく煮込む事で、嚥下障害のある高齢者にも食べやすくする事が出来ますし、何より栄養価が高く、たんぱく質も豊富な事から、体力がなくなってきている人にこそ、食べてもらいたい料理です。醤油の香りと砂糖やみりんの味が、どこか懐かしいや柳川風。うなぎの蒲焼きに飽きたら、ちょっとだけ手を加えて作ってみてはいかがでしょうか。